分かって建てたい自分の家

家族でも各々ライフスタイルが変わるように、家に期待する思いは違っています。

家族の成り立ちの違いは経験して来た生活空間、行動空間で味わった感覚から要望の違いとなって出て来ます。

オシャレなモダンデザインや風流でシックな数寄屋デザインや外観は普通でも内部が広々としているとか・・・。

一体何から手を付けていったらいいのか、雑誌を片手に迷っている方も多いはずです。

そこで出てくる考える、選ぶ、見つけるポイントをいくつか紹介していきます。

何といっても分かって建てたいものです。ご自分の家のことですから。

1. 住まいは・・

価値観創造のベースとなっているのではないでしょうか。
トムソーヤの家

幼少時代に遊んだ環境を基にデザインした遊び場のイメージ模型

2.子どもの目線

子どもの視点からの空間発想は居住空間に素敵な刺激をもたらしてくれます。車イス生活や寝たきりの高齢者の住まいにも通じるこのデザインは普通の大人にとっても魅力的に感じられると思います。子どもの拠点としての家の性格を持ち合わせながら、家族の成長や変化に対応していける仕組み備えた家つくりが大切と考えます。

3.地球からの贈り物

人間は地球に生かされている存在であることは言うまでもありません。自然素材を使用し、人らしくのびのびできる暮し方は「家を呼吸する」感覚に近いといってもいいでしょう。五感で楽しむ住まいは和みの始まりとなることでしょう。

4.素材のもつ力

ガルバリウム鋼板、桧柱、桧軒天、漆喰風の壁材といった素材そのものの良さを感じる内装の仕上げを盛り込んであります。

5.形の認知

キュービックな要素は印象に残りやすいもの。造形からくる愉快さも手伝って住み心地は良好。住みこなしていく中で自分達だけの家という誇りも自然に湧いてくるのではないでしょうか。

6.セルフビルド

自分で家をつくることができたらどんなに楽しいことでしょう。そうしたセルフビルドに関心のあるお客様が作ったプチガーデン。バルコニーデッキと植栽プランターボックスはお手製です。

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子供の視点(心)でデザインする

  1. 子供の視線
    子供達が体感している世界は大人の視線の高さの約半分。
    小学校にあがる子の身長が約1.1m。目の高さは1m程度。
    大人が椅子に座った時の視線の高さと子供が立った時の高さとほぼ同じ。
    虫や花など見つけては道草をくっている姿は視界が低い場所にあることの証しです。

  2. 親しみやすい床
    子供達は床や地べたによく座って遊びます。その分地面や床までの目の距離が大人より遥かに近く、
    手で触ったり、寝そべったり、床を楽しい遊び場として違和感なく受け入れているといえます。
    汚いなんて感覚はありませんから這いずり回る。手の感触、肌触り、匂い床からは様々な刺激が得られます。

  3. ひとりになれる場所
    家族に内緒でひとり泣きできる場所はありますか。
    押入、階段下の空間等、自分で自分を癒せる場所は大変貴重です。
    自分を見つめられる場所の存在。

  4. 形の認知
    丸、三角、四角はモノの形を認識する時、脳内で図形化していく基本の形といわれています。認知能力が未発達な段階の子供の時にはこうした形を発見しやすいデザインを盛り込みたいと考えています。

  5. 素材を体感する
    子供達の五感を刺激するよう仕掛けや視線に配慮します。
    柔らかい、硬い。臭い、いいにおい。ねばねば、スベスベ、冷たい、あたたかいなど
    比較して感じられる方が効果があると考えます。

高齢者の暮し

  1. 配慮の目
    高齢化にともなうもの忘れなどをするお年寄りには複数の伝達意味を一箇所に表示しておくことで生活しやすくなると考えています。認知の系路が遮断されることから生ずる問題を回避することが可能です

  2. 子供とお年寄り
    車椅子の大人の目線と幼い子供の立った時の目線の高さはほぼ同じ。
    スイッチの高さや良く使う引出しの高さなどを考える。場合によっては床にスイッチがあってもいいと考えています。

  3. 趣味
    高齢者の趣味を活かした生活をプランニングに取り込む。
    車椅子でもできるガーデニングの楽しさ、料理を作る楽しみ、ペットといっしょに快適に住んだりと。

  4. 介護の予測
    高齢化による症状の進行はやむをえないところがあります。
    介護の方法も症状により対処がかわってきます。

  5. 換気
    寝たきりになったり、薬を飲み続けていると体臭が強くなってきます。
    老人臭とよばれる老化にともなう匂いもあります。
    換気をよくすることの他に紫外線や光触媒による脱臭殺菌効果を利用する方法もあります。

  6. 室内気候
    高齢者は体温調節能力がにぶってきています。
    健康な大人が暑いと感じても高齢者が同様に感じるのにはかなり時間がかかります。
    また、子供の場合は逆で、エアコン等の使い方、特に多世代が一緒になる居間などの空調等は注意します。

サスティナブルデザイン

  1. 省エネ
    省エネ対策として、清水の家では西日除けの壁を建物本体から離す形で設けています。
    壁の間にはスノコの床をはり、風が通る道を作ってあります。
    南からも北からも季節や時間によって吹く方向が違います。

  2. 蓄熱土間
    二重にした壁の土間の部分はコンクリートにしており、夏場でも日陰となって蓄熱を防いでいます。
    風通しがいい分朝方は冷えており1階の土間に面した部屋は夜の間網戸にするだけで冷気が舞い込みます。

  3. 風道
    屋内の空気の流動がさらに一役かっています。
    階段上部の開放された天窓により温度差による上昇気流が生じ、土間からの冷えた空気を誘引します。
    外壁自体も壁体内通気をよくすることで内部への熱の輻射を軽減します。

  4. バイオトイレ
    バクテリアを何種類か配合して生ゴミ・ふん尿を二酸化炭素と水に分解、ほぼ無臭。水洗式ではないが優れもの。関心のある方は芹沢微生物研究所(川根町)ご連絡を!

  5. 地産地消
    地場の木材を使う運動があります。一定の条件を満たすと新築住宅物件の柱が無償で100本手に入ります。(審査有り)。


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一級建築士事務所 株式会社ハートワークスデザインオフィス
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